漫画本編でも適宜説明しますので、読まなくても問題ない…はず。
<>内は読み仮名です。
種族
人間…
そのまんま。こっちの世界の人間と変わりません。
豺魔<ウァプラ>…
半人半獣といった姿をしています。
凶悪残忍、好戦的な種族。しかし300年ほど前に滅亡。
冥徒<めいと>…あらゆる生物をはるかに超える魔力、知力、体力を持ちます。
寿命も非常に長く、数千年も生きるといわれています。
ほかに動植物も多数生息。
なかには人に危害を与えるものもいますが、とくに獰猛なものを魔獣と呼びます。
組織・国家
雨降の聖女団<あめふりのせいじょだん>
…雨降の聖女と呼ばれる英雄を始祖とした騎士団。あらゆる邪悪と闘うことを信条としています。
主人公・ラサラスもここに所属。
蠍の心臓<さそりのしんぞう>
…雨降の聖女団と対立する武装集団。
雨降が保護している魔術師「遮の呪姫<さえぎりのまじないひめ>」を狙っています。
スコルピウス国
…魔術国でしたが、数年前にある冥徒により滅ぼされてしまい、今は荒野が広がるばかり。
魔術に関するもの
魔術<まじゅつ>
…基本的に魔術を学べば誰でも使えるようにはなります。
得意不得意の個人差はありますが。
魔紋術<シェラタン>
…魔力移植術。魔力が高い者(犠)から魔力を抽出、他者(依代)にそのまま移せます。
方法は犠を殺し、その血でイレズミのような紋章を依代の肌に彫ります。
それによって依代は絶大な力を得ますが、その残虐性から今は禁術となっています。
魔紋師<ナシラ>
…シェラタンを行う魔術師。現在ナシラは1人しかいません。
依代<アルバリ>
…シェラタンの際、魔力を受け取る者。
誰でもなれるわけではなく、生まれつきの性質です。
依代が生まれるのは数十年~数百年に1人とも言われています。
現在の依代は「遮の呪姫」の二つ名を持つレシャ=トルウァトス。
犠<アルゲディ>
…シェラタンで魔力を取り出される者。
高い魔力を持つ人間や、ときには冥徒が選ばれたようです。
もっとも、冥徒を殺すのは難しく、めったにその力を得ることは出来なかったようです。
魔剣<まけん>
…豺魔を倒すために作られた、魔力のこもった剣。
現在は壊れてしまったり行方不明になってしまい、ほとんど残っていません。
伝説
雨降の聖女
…約400年前に存在した聖女。聖なる力を持っていました。
日照りの時彼女の祈りで雨が降ったため、雨降の聖女と呼ばれるようになりました。
また豺魔から人々を守り戦いましたが、その戦により命を落としました。
豺魔と神罰
…―昔むかし、豺魔は強さにうぬぼれ、神様すら敵ではないと神々に戦いを挑みました。
そのため神は怒り、豺魔に呪いをかけました。「そんなに戦いが好きならずっと戦っていなさい」
どんなに傷ついても、戦い続けなくてはならない呪いをかけられてしまいましたとさ。
―という昔話が伝わっていますが、本当かどうかは誰にもわかりません。
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ここに書いたことはこの世界の一般常識といわれていることです。
物語が始まる時点で、このようなことが分かっています。
物語が進むにつれて明かされる真実もあるので、これがすべて正しいとは限りません。
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